2024-08-22

歩く

走るよりも歩くほうが身体に良いと聞いて、最近は買い出しの際に遠くのコンビニに行くことにハマっている。長くて往復50分くらい歩くこともある。
健康のために50分歩いて、コンビニ弁当を食べる。
ぎりぎり健康が勝つと信じている。

身体にも良いが、何か着想を得たいときにも歩くのは良い。
シャワーや歯磨きの最中にふとアイディアが降りてくることがあるように、歩いているときにもそれがある。

これは昼間ピアノに向かって1小節も書けなかった日の歩数グラフ。取り返そうと夕方から歩きに歩いている。

13887歩
無事16小節書けた。

着想のためにも良いが、精神のためにも歩くのは良い。反省の深みにはまりそうなときはとにかく歩いて気を紛らす。
レコーディングなどの仕事を終えた後は大抵反省の渦に飲まれるので、直後に何か別のことをしてその日の記憶を上書きした上で、さらに2〜3離れた駅から歩いて帰る。

この間は映画館に駆け込んで上映中の作品を適当に選び、映画:反省=6:4の2時間を過ごした。
せっかく観た話題作の内容が60%しか入ってこなかったのは残念だが、あの猛烈な反省の渦を40%まで抑えるとは人を引き込む面白い作品だったに違いない。感想こそ述べられないけれどインサイド・ヘッド2が良作であることは保証しよう。

11643歩
帰りに4〜5000歩の深夜徘徊。

自分がお酒を飲めない体質でよかったとつくづく思う。
過度な反省や不安を避けたいなら、大人には「酒に酔う」という手段がある。もし人並みに飲めていたら、酒に溺れる人生を歩んだんじゃなかろうか。
僕の場合は精神がへろへろになるほど、足腰が丈夫になってゆくだろう。まっすぐ歩きながら、千鳥足の人生。

初夏頃に見にいった雑司が谷旧宣教師館(旧マッケーレブ邸)。
近代建築って良いですね。

関連記事